2026.04.16
- 腱鞘炎
久喜市で【腱鞘炎】でお悩みの方へ 何をするにも痛む腱鞘炎…原因/対処/予防まで3分で解説
手首や指の痛み、動かしにくさは腱鞘炎かもしれません。腱鞘炎の原因や症状、ばね指・ドケルバン病との違い、自宅でできる予防法、病院と接骨院の使い分けまでわかりやすく解説します。
「手首の親指側が痛い…」
「指を曲げ伸ばしすると引っかかる…」
「抱っこや家事、パソコン作業で手がつらい…」
このような症状が続いている場合、腱鞘炎の可能性があります。
腱鞘炎は、手や指の使いすぎによって起こりやすく、特に親指や指の付け根、手首まわりに痛みや動かしにくさが出やすい症状です。放置すると、痛みだけでなく、指がスムーズに動かなくなることもあります。
この記事では、腱鞘炎の主な原因や症状、注意したいサイン、自宅でできる対処法、そして病院と接骨院の使い分けについてわかりやすくお伝えします。
① 腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、腱と、それを包む腱鞘(けんしょう)との間に炎症が起こった状態です。手や指を繰り返し使うことで摩擦が増え、腫れや痛みが起こります。進行すると、腱の動きがスムーズでなくなり、動かしたときに引っかかるような症状が出ることがあります。
腱鞘炎の中でもよく知られているのが、**ばね指(弾発指)とドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)**です。

ばね指とは
ばね指は、指を曲げる腱と腱鞘の部分に炎症が起こり、指の付け根に痛みや腫れ、熱感が出る状態です。進行すると、指を伸ばすときにカクッと引っかかる「ばね現象」がみられるようになります。親指、中指、薬指に起こりやすいとされています。
ドケルバン病とは
ドケルバン病は、親指を広げたり伸ばしたりする腱に炎症が起こる腱鞘炎で、手首の親指側に痛みや腫れが出やすいのが特徴です。物をつまむ、握る、抱えるなどの動作で痛みが強くなることがあります。
② 腱鞘炎の主な原因
手や指の使いすぎ
もっとも多い原因は、手や指の繰り返し動作です。パソコン作業、スマホ操作、家事、育児、料理、手作業、スポーツ、楽器演奏などで同じ動きを続けると、腱と腱鞘の摩擦が増えて炎症が起こりやすくなります。
妊娠・産後や更年期などの影響
腱鞘炎は女性に多く、妊娠・産後・更年期の時期に起こりやすいことがあります。特に産後は抱っこや授乳で親指や手首に負担が集中しやすく、ドケルバン病につながることがあります。
体質や基礎疾患の影響
ばね指は、糖尿病や透析を受けている方、リウマチのある方にみられやすいことが知られています。年齢とともに起こりやすくなる傾向もあります。
手首や指に負担のかかる使い方
姿勢や手の使い方のクセによって、一部に負担が偏ることもあります。親指を広げた状態で物を持つことが多い方、手首を反らせたまま作業する方は、炎症が長引きやすくなることがあります。
③ 腱鞘炎が起こるメカニズム
手や指を動かすとき、腱は腱鞘の中を滑るように動いています。ところが、使いすぎによってこの部分に摩擦が繰り返されると、腱や腱鞘が腫れ、動きが悪くなります。その結果、痛み・腫れ・引っかかり・動かしにくさが起こります。
初期のうちは「少し痛い」「なんとなく違和感がある」程度でも、無理をして使い続けると炎症が強くなり、日常動作に支障が出ることがあります。特に、ばね指では指が伸びにくくなり、重症化すると自力で伸ばしづらくなることもあります。
④ 腱鞘炎の症状チェック
次のようなお悩みはありませんか?
- 親指の付け根や手首の親指側が痛い
- 指の付け根を押すと痛い
- 指の曲げ伸ばしで引っかかる感じがある
- 朝に指がこわばる
- 物をつまむ、握る、持つ動作で痛い
- 抱っこやフライパンを持つ動作がつらい
- ペットボトルのふたを開けるのが痛い
- パソコンやスマホのあとに手が痛くなる
親指を他の指で握って小指側に手首を曲げたときに強い痛みが出る場合は、ドケルバン病の特徴に合うことがあります。また、グーを作ってから指を開くときにカクッと遅れて伸びる場合は、ばね指が疑われます。

⑤ 腱鞘炎になった時の対処法
まず大切なのは「使いすぎないこと」
腱鞘炎は、使いすぎが原因となることが多いため、まずは痛みの出る動作を減らすことが大切です。何度も動かして確認したり、無理に曲げ伸ばしを繰り返したりすると、炎症が悪化しやすくなります。
安静と固定
痛みが強い時期は、テーピングやサポーターなどで患部を安静に保つことが役立つ場合があります。特に親指や指の付け根に負担がかかる動作を減らすことが重要です。
ただし、まったく動かさないのも注意
炎症が強い時期は安静が基本ですが、長く全く動かさないでいると関節が固くなることがあります。痛みの強くない範囲で、無理のない動きや軽いケアを行うことも大切です。
改善しない場合は整形外科へ
保存療法として、安静、固定、外用薬、内服薬、腱鞘内ステロイド注射などが行われます。改善しない場合や再発を繰り返す場合には、手術が検討されることもあります。
⑥ 自宅でできる予防法
1.同じ動作を続けすぎない
スマホ、パソコン、家事、抱っこなど、同じ動作が長く続くと負担が蓄積しやすくなります。30分~1時間に一度は手を休める意識を持つことが大切です。
2.親指と手首の使い方を見直す
親指を大きく開いたまま物を持つ、手首を反らせたまま作業する、といった使い方は負担が集中しやすくなります。なるべく手全体を使って持つ、左右の手を分けて使うなど、負担を分散させましょう。
3.痛みが出る前に休む
腱鞘炎は、「痛くなってから休む」より、疲れを感じた段階で休むことが予防につながります。少しの違和感を見逃さないことが大切です。
4.産後の方は抱っこの姿勢にも注意
産後は手首や親指への負担が大きくなりやすいため、抱っこや授乳の姿勢を見直すことも重要です。手首だけで支えず、腕全体やクッションを使って負担を減らしましょう。
⑦ 接骨院・病院はどれを選ぶべき?
病院・整形外科が向いているケース
次のような場合は、まず整形外科など医療機関での診察をおすすめします。
- 安静にしても改善しない
- しびれや強い熱感がある
- 両手で同じ様には発症している
腱鞘炎に似た症状でも、関節や神経、別の手の疾患が関係していることがあるため、放置せず確認することが大切です。
接骨院が向いているケース
一方で、次のようなケースでは接骨院でのサポートが役立つことがあります。
- 手や腕の使いすぎによる負担が明らかにある
- 仕事や家事、育児で手首に負担がかかっている
- 姿勢や身体の使い方に偏りがある
- 首・肩・腕まで張りや負担感がある
- 病院で大きな異常はないと言われたが、使い方を見直したい
接骨院では、患部だけを見るのではなく、手首・前腕・肩まわりの負担や身体の使い方のクセまで含めて確認し、日常生活で悪化しにくい状態を目指していくことができます。
⑧ 腱鞘炎を繰り返さないために
腱鞘炎は、単に「手を使いすぎたから起こる」だけではなく、日々の使い方のクセや、休めない生活環境、産後の負担、仕事での反復動作などが重なって起こることが少なくありません。
その場しのぎで痛みだけを我慢していると、炎症が長引いたり、指の動きにまで影響したりすることがあります。
大切なのは、
なぜ痛みが出ているのか
どんな動作で負担がかかっているのか
を見直していくことです。
「そのうち治ると思っていたけど長引いている」
「抱っこや家事のたびに親指が痛い」
「指が引っかかって動かしづらい」
そんな方は、無理を続けず、早めに身体の状態を確認していきましょう。
まとめ
腱鞘炎は、手や指の使いすぎによって起こりやすく、親指の付け根や手首の痛み、指の引っかかり、動かしにくさなどが主な症状です。代表的なものに、ドケルバン病とばね指があります。
早い段階で手の使い方を見直し、負担を減らすことで悪化を防げることもあります。一方で、症状が強い場合や長引く場合は、整形外科での診察が大切です。
久喜市で腱鞘炎による手首や指の痛みでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
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